11月27日(水)の埼玉新聞医療欄に当院サイバーナイフ治療について掲載されまし
た。

↑写真をクリックすると埼玉新聞社のネット記事がご覧いただけます。

詳細は記事を見ていただくこととして、少し当院のサイバーナイフ治療についてお話
させていただきます。

2005年、東日本で初めてとなる放射線治療装置サイバーナイフⅡが当院に導入されま
した。全国では3番目に治療を開始しております。サイバーナイフの特徴はピンポイン
トでがん細胞に放射線を照射します。

正常な組織を守りつつがん病巣のみを消失させる効果があります。当時は頭頚部に治
療が限られていましたが、現在では治療部位は広がっています。放射線治療も現在99%
が保険適用とされています。
また高額療養費制度を適用されれば自己負担額は大幅に減ることになります。

現在では年間約300人の新患患者を受け持ち、今年の6月時点では4,324例の治療実績
を誇ります。


実際の当院のサイバーナイフG4です。

6軸関節を持つロボットアームはあらかじめ定められた100か所からそれぞれ12方向に
照射が可能です。

これにより最大1200本のビームを用いることができます。ロボットアームの繰り返し
精度は誤差0.2㎜以下で正確に動きます。

この部屋は放射線を取り扱うため、厚い壁に囲まれています。窓を作ることができな
い空間ですので、少しでも癒しになればという気持ちから壁紙は空のイメージです。


当院サイバーナイフセンタースタッフ
一番右が今枝真澄医師