
理事長・院長挨拶
greeting理事長・院長挨拶

当院は脳神経外科単科病院として創立から40年が経過しました。昭和後期から平成を経て令和の現在、創立当初に提供していたサービスと現在要求されるサービスでは全く違うものになっています。医療技術は目覚ましく発展し、安全管理、感染症管理、コンプライアンスへの考え方は大きく変化し、働く人の意識も全く違ってきています。現在の時代に即した価値観、さらなる新しい価値観を理解し共有する必要があります。
まず第一に仕事とプライベートではプライベートを優先にしていただきます。過度な長時間勤務は禁止しています。また、必要な休暇は確実に取得していただきます。仕事のためにプライベートを疎かにすることはあってはならないと考えています。
その中で、私が看護部に求める基本姿勢を紹介します。
- 疾患への研修医levelの知識の習得
- 高度看護スキル、知識の習得
- 企画立案、実行、修正する能力の獲得
- マネージメント能力の獲得
- システムの悪用防止、法律やコンプライアンスの遵守、既定概念を打破する能力の習得
2024年よりJob型給与体系、評価制度を取り入れており、個々のスキルは評価され、頑張りを評価して報酬に反映する制度を構築しています。つまり、頑張れば報酬で報います。
その中で多様性も重視しており、キャリアアップが難しい期間・状況における人でもしっかり働ける環境作りも構築しています。また、ライフステージに見合った働き方を提供できるように制度構築しています。
ただし、前提として目標を設定し「言語化する能力」、設定された目標を理解できる「理解力」、社会人として必要な「コミニュケーション力」は必須として習得していただきます。
制度は生き物であり、スタッフも時代と共に変化します。永遠に完成しないこと、安定しないことを受け入れ、いつでも柔軟に対応できるシステム作りを行ってまいります。
医療法人 啓清会 関東脳神経外科病院 理事長・院長 清水 暢裕